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子どもを笑顔にするぞうきん 被災地とつながる想い
東日本大震災では多くの高齢者も家や家族を失いました。ともすれば、孤独に陥りがちな高齢の被災者たちを遠く離れた子どもたちが元気づけるユニークな活動があります。「復興ぞうきん」と呼ばれる取り組みを取材しました。
神奈川県藤沢市で放課後の子どもたちが集まる児童館。子どもたちが掃除を楽しめるのには、わけがありました。一枚一枚、図柄の違うこのぞうきん。いったい、誰が作っているのでしょうか。
岩手県盛岡市の復興支援センターに大きなカバンを背負って集まってきた9人の女性たち。平均年齢は80歳、みな、東日本大震災の被災者です。津波で家を失い、子どもや親戚を頼って盛岡に移住してきました。カバンから取り出したのが・・・
個性的ながらに彩られた手縫いのぞうきん、その名も「復興ぞうきん」です。
全国から募集したタオルや糸で、被災者の高齢女性がぞうきんを作り、支援団体が1枚200円で買い取って、インターネットなどで販売します。これまで全国の小学校や児童館などが購入し、支援してきました。11年間で販売したぞうきんは16万枚以上、およそ2400万円が被災者への支援となりました。
さらに、「復興ぞうきん」の目的は金銭面の支援だけではありません。岩手県釜石市で津波の被害にあった佐々順子さん。家族は無事でしたが、海のすぐそばにあった自宅は津波で流されてしまいました。震災後すぐに、生まれ育った釜石を離れ、息子家族を頼って盛岡に移り住みました。
釜石で被災し盛岡に移住 佐々順子さん
「帰れるものなら釜石に帰りたい。何でこんな目にあわなきゃいけないのかって。何千回泣いたかわからない。自然と涙が出てくることが続いた」
そんなときに知り合いから誘われて始めたのが、復興ぞうきん作りでした。
釜石で被災し盛岡に移住 佐々順子さん
「何かに没頭すると、震災を思い出さなくてもいい時間ができる。気持ち的にも楽になって、やってよかった」
ぞうきん作りを通じて、人とのつながりや前向きな気持ちを取り戻した佐々さん。今は、子どもたちのことを考えてデザインを工夫するのが楽しみだといいます。
釜石で被災し盛岡に移住 佐々順子さん
「使ってくれる子どもの手に取った時の表情とか想像すると、こういうのもいいのかなとか」
「復興ぞうきん」は高齢の被災者の孤独を癒すだけでなく、子どもたちの掃除の時間を活気づけています。
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