ちょこっと気になるニュース 岸田新総裁誕生

3 years ago
3

毎回思うけど、「人事はバランスよく」という思想が、いいような悪いような・・という感じ。

重要なポストは右派色にまとめて、比較的目立たないところに左派色を入れている。そんな感じの配慮人事だから、全体的に見ると、急激に「赤化」はしないけど、目立たないところから徐々に「赤化」していくような感じです。

総裁選での高市氏の討論、この政治思想がどれだけ伝わっているか?
特に、地方ではこれが「いい刺激」になったようです。

青山議員FBより
「地元の県議、市議や支援者と話すと、高市候補を支持する声が意外なほど強くて・・・。私が説得したんじゃないんですよ。テレビなんかを見ただけで、そうなってる。そのテレビはNHKを含めてずっと、党員・党友票は河野候補が優勢だと報道してますよね。この食い違いは何なんだろう」

【国家観示せた】自民党総裁選、高市早苗選対で挨拶した安倍晋三前総理「志を同じくする、勝負を度外視して集まったグループ。私たちは高市さんを通じて本来自民党はどうあるべきかを訴える事が出来た。自民党は何を目指すべきか、確固たる国家観を示した。高市さんの主張は他の候補者に影響を与えた」

安倍氏の目的は、達成できたようですね。

もう一つ興味深い話があって、総裁選の後、河野氏が「護る会」の青山氏に謝罪してきたそうです。当の青山氏本人は、なんで謝るのかよくわからない・・ということを、ぼくらの国会で語っていました。

【ぼくらの国会・第220回】ニュースの尻尾「総裁選 本当は何があったか」

そして、河野氏が、石破氏に協力を求めたのは、菅氏の案だったという話もあります。

今回の岸田氏の人事を見た感じでは、二階氏と石破氏と小泉氏が消えたように見える。そして河野氏の方は、格下げにはなったけども、若干、本人の努力次第で再起できそうなポストを与えている。

これだけ世間で騒がれていたらウイグルの人権問題の話は、河野氏も知っていたはずです。知ってたら当然、親族のことが真っ先によぎるでしょう。実は、どうしようかと一番モヤモヤしていたのは、河野氏自身だったのではないかと思う。
しかし、その一方で、なぜ彼がそれほど総理を目指したがるのか、よくわからない部分もあります。総理を目指すからには、もっと勉強が必要でしょう。今回の河野氏の討論をちょっと聞いた感じでは、日本をどういう社会にしたいのかという、しっかりとしたイメージが、今の段階ではまだできてないように思えた。だから、親族の話が無くても、同じ結果になっていたと思う。

高市氏の政策が具体的なのは、しっかりと今の日本の状態、世界の状態を見てるからですよ。問題点をしっかりつかんでいたら、後はそれをどう改善すべきかを考えるだけです。ここが、河野氏にない部分です。
左派思考、右思考というのではなく、ここの違いなんだろうと思う。

何となく思うのは、実は、最初から岸田氏を当選させるシナリオだったのではないか?と、思えるような見事な動きだった。

Loading comments...