HBO緊急放送 Q into the storm 嵐の中へ 日本語完全翻訳版その5「Q」とは誰なのか?その正体にせまる。

3 years ago
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HBO in the the storm 1.5 28:14-35.14まで

動画は引き続き、問題のライブ配信をしたジャックさんについての
批評から続きます。ディレクターが話はじめます。

ジャックさんは続いてネット上でQは何者かを知っているようなフリしはじめました。Qの正体はラープだと言い始めたのです。ラープとはLARPのことで、これはLive Action Role Playの頭文字だというのです、つまり実写版のロールプレイだと指摘をしました。

ロールプレイと聞いたら通常は魔法使いとかエルフとか集団的な空想の実現みたいなのコスプレをイメージします。ジャックさんの分析では、Qとは現実には存在しないもので、ただの空(から)だというのです。Qは政府の秘密のインサイダーみたいなフリをしているだけの偽物だと強く批判しました。

ジャックさんの非難に対してQは掲示板で強く拒否反応を起こしました。ジャックさんを写真付きで自らの掲示板に載せてやり返したのです。結果、Qの信者からジャックさんへの攻撃がスタートしたのです。

Qの信者はデジタル軍隊となりグループはチームで動きます。そしてハラスメントキャンペーンを行ったり、仲間を使ってターゲットを徐々に追い詰めて攻撃をしていくのです。通常の攻撃は掲示板上で相手にメッセージを送ることです。よく使うのは犯行のあとで「これはQからの伝言だ」というメモで文章を締めます。

動画にはレポーターのウィルソマーさんが再び出てきます。そして彼はいいます。
「Qの信者についての記事を書くときにはその内容について慎重に気をつけないといけないと思います。理由は2つあります。それは彼らの内容そのものに常に信憑性がないということ、そしてもう一つは彼らが我々の言動を監視できる能力が高いことです。

監視の方法は何らかの言動を常に記録されていたりします。わたしが何かの記事でコメントを書いたら、その数十分後には、もし信者の人が内容を気に食わない場合は、仕返しとしてわたしの個人の電話番号やメールアドレスをネットでさらされたりするのです。

動画は女性コラミニストのクロキンさんに戻りました。
わたしたちみんながQの軍隊なのです。わたしも含めQのフォロワーは全員Qの軍隊そのものになります。

Qは掲示板でキーワードやフレーズを使ったりして、たびたび同じ内容の情報をリピートして掲載します。そしてそのリピートされたフレーズは、Qのメッセージとしてマグカップ、Tシャツや帽子、そしてたまに赤ちゃんシャツのロゴとして採用されたりします。

代表的な言葉というのは次の通りです。

嵐の前の静けさ
赤い10月
これはゲームではない
ゴッドファーザー3
プランを信じろ
暗闇から光へ
アリスと不思議な国
未来が過去を証明する
ワシントンDCでのパニック発生
素晴らしい目覚め

この偶然の一致を信じますか?

そして最も使われる一番人気のフレーズは
WWG1WGA
つまり、わたしたちがいくところには常にわたしたちは一緒に向かう
という英語のフレーズの頭文字です。

再びナレーションが続きます。
実はこの言葉は90年代に流行ったフレーズなのです。
使ったのは、ジェフブリッジスさん主演で、リドリースコット監督の映画、邦題「白い嵐」の中で使われているセリフなのです。

これは実際の海難事故の生存者チャック・ギーグさんの手記『白い嵐 アルバトロス号最後の航海』を映画化した青春映画でなのです。海洋学校の生徒たちと船長との絆と友情、そして壮絶な困難に立ち向かう姿と葛藤を描きます。
先生と生徒は困難状況下で、先生の教えである、みんなで一緒に乗り越えるということスローガンをまさに実践していくのです。

Qは人間の心理というものをよく理解をしていて「リピート」という行為を使います。このフレーズをリピートするという行動は、共通の目的のために民衆を動員させるのにとても有効的なことだとQは知っているのです。

やがてその繰り返しされるフレーズはもっと大きな問題につながるヒントとなっていくのです。最終的には「Qは誰なのか」という大きな疑問に紐づいてくるのです。  Qとなりえる候補としては何人か有力な候補がいます。

例えばスティーブバノン、ジュリアンアサンジ、ジムワトキンなどが挙げられますが、どの人も確証はありません。

Qが誰かという答えに対して、Qの掲示板だけに集中して、残したデジタルの足跡だけを辿ってみると、これまた無数の候補者が可能性として上がってきます。そうです。こうしてドキュメンタリーをとる、わたしも実はQの候補として挙げられているのです。

動画には再びウィルソマーさんが登場します。Qが誰か?なんてことを追求してしまうと、気づいたら自分自身が先の見えない穴に落ちていたなんていうことになってしまいます。

再びウィルソマーさんのインタビューに戻ります。
Qアノンの人たちが考えているqの正体は間違いなくトランプ大統領の身近な人間だということです。
例えばドナルドトランプジュニア(息子さん)だとか、マイケルフリン将軍だとかいう人もいます。

ここでディレクターが質問を投げかけます。
「フリン将軍はQと関係があると思いますか?」

ここでダスティンニモズさんがインタビューに答えています。
「フリン将軍は確実にQが誰かを知っていると思います。
彼のサインを見たことがありますか? Qのフレーズを必ずつかうんですよ。
例のWWG1WGAです。」

続いて動画には歌手のジョイさんをトランプラリーへ連れていった信奉者の
方のインタビューに戻ります。
「Qは掲示板で次のように言っています。Qが誰かを知っているのはこの世界で
10名だけだ。そのうち3人は軍隊には所属していないと言っています。
セオリーはいくつかあります。ビンセントフスカさんだという説があります。
彼はトランプラリーでなんども目撃されているトランプ支援者です。

続いて別の信奉者の方が動画にでてきます。
「わたしは Qが間違いなくビンセントフスカさんだと思います」
彼は死んだはずのJFKジュニア(ジョンfケネディの息子)だと思います。
だって、ケネディのお墓であるアーリントン墓地を上空から撮影すると、道の形がQのアルファベットになるのです。ジュニアは死を偽装したのだと思います。彼はトランプの親友でしたし間違いありません。」

動画は再びニモズさんに戻ります。
「情報を見る限り、Qは絶対にトランプさんと一緒にホワイトハウス内にいた人物だと
思います。」

別の信奉者が言います。
「絶対に1人じゃないと思います。それは確実です。グループで行動しているように見えます。」

さらに別の信奉者がでてきます。
これはいつも言われていることですが、Qはチームだということ、そして
トランプさんの補佐官の一人のようにみえます。

続いて動画に今度はジェアドさんがでてきます。
「Qが誰という問いに対して、安全な答えを出すとしたら、それはロジャーストーンさんだという説をおします。彼の主張とQの主張はとても内容に共通点があるからです。」

再びウィルさんがでてきます。
「Qが誰かという答えは、外国人じゃないかという説もあります。外国の政府のような存在だという可能性も否定はできません。
もちろん証拠があるわけじゃないですが、可能性だけです」

また別の信奉者がでてきます。
「わたしはスティーブミラーか、ダンスカビーノ元首席補佐官だと思います」

そして動画は
ディレクターと車椅子のフレッドさんとの電話インタビューに
戻りました。インタビューワーがあらためて聴きます。
「では、フレッドさんはQはではないということで間違いないでしょうか?」
「ええ、違います」

別の信奉者がでてきます。
「わたしはスティーブバノンだと思います。彼は候補者の中でもっとも可能性の高い人物ではないでしょうか。」

動画にはQチューバーのクレイグさんが再びでてきます。
「わたしはQはトランプ大統領本人だと思います。トランプさんのツイッターの
の掲載の日時と、Q掲示板が掲載される日時がほぼ同じタイミングなのです。これはかなりありえないことだと思います。

別のQチューバーの人がでて分析をしています。
あるQ掲示板を検証して、2018年9月30日の掲載をみています。
Qの掲示板の掲載時間は14:53でした。
続いてトランプさんのツイート時間を見てみましょう。Qの掲示板の3分後にトランプさんがツイートをしているのです。そして掲載された言葉も同じ内容だったのです。

その文章は「こうご期待」でした。
ほら、すごいでしょう。とQチューバーはトランプさんだという可能性を確信しているようです。

動画は再びウィルさんに戻りました。
「わたしはQが誰かという質問の答えを探す際にある日閃いたのです。それはQによって得をしている人のお金の流れを追えばいいんだと気づいたのです。

そこでネット上の初期のQアノンのプローモーターを追ってみました。すると4チャンというサイトに辿りつきました。さらにその中に「パンフレットアノン」という人物が登場していることがわかりました。
彼は愛国者のフォーラムというサイトを運営している人物なのです。

そのサイトの名前はパトリオットソープボックスといいます。ここから
動画の中では、このサイトが紹介されています。
どうやら24時間のライブストリームサイトのようです。サイトの中にはQ専用のチャットルームがあります。

ここでウィルさんが再び登場します。
「q アノンというネタを使って、寄付を通じてお金儲けをしている人もいます。わたしは得をしている彼らこそが、実はqの正体ではないかと疑っています。」

再びナレーションに戻ります。
「パトリオットソープボックスという秘密のサイトを立ち上げたカップルがいます。このカップルは、他のqフォロワーと同様に大手メディアに不信感をいただいていました。

そんなカップルに突如事件がおきました。NBCがこの2人の情報をすっぱ抜いたのです。記事によると、このサイトこそがQのスポンサーだという疑いがあるとのことでした、さらに2人の実名も公開されてしまったのです。」

ここからは
当事者であるロジャーさんとクリスティーナさんが出てきます。彼らはパトリオットソープボックスの運営者です。

ロジャーさんが言います。
「実名を報道されたのは、大変な出来事でしたよ。まあ、
もしうまく隠し通せたとしても、おそらくいずれはばれたでしょう。

名前を隠すという行動は不思議な感じでしたよ。あの人は誰だ?と想像されるのは
面白かったですよ。ある人は、お前はドナルドトランプJr.だ!とか
疑う人もいましたよ。受けましたね。

ロジャーさんは続いて語ります。
「わたしはすごく初期の段階でQに食いつきました。2017年のあるとき、
ネットでとてもミステリアスなインサイダー情報をのせた掲示板を見つけたのです
これは面白いと思ってすぐにQを4チャンでフォローするようになりました。

引き続きインタビューワーが聞きます。
「いつごろ、仕事をやめてこのQアノンのサイトに集中して活動しようと決めたのでしょうか?

クリスティーナさんが答えます
「2月です、2月15日に退職してそれからこれを一本でやっています。

ロジャーさんも続いて発言します。
そうです。そのときから本格的にこの活動に専念したのです

そして動画では
お二人のラジオショーが流れています。
ユーザに自己紹介をしてもらい情報を共有しているようです。

ロジャーさんが続けます。
我々のサイトには全米からQアノンフォロワーがたくさん集まってきます。
サイト立ち上げのきっかけはQ anonのフォロワーみんなが集まれるプラットフォームを提供することにありました。

そしてそこで自分が知っていたり、また考えたりすることを
共有する場所がほしかったのです。あまりフォーラムと構築する技術は詳しくないのですが、できるかぎりベストを尽くして作りました。

インタビューワーがききます。
「このサイトに集まる主な主要年齢層はわかりますか?

ロジャーさんは答えます。
「ベビーブーマーの世代や、すでに定年退職者の人の層が一番多いです

動画ではファンが盛り上がって様子で議論しあっています。

彼らは口々に言います。
我らでディープステートに対抗して戦おうと。

ロジャーさんは彼が想像していた以上にフォロワーさんたちがたくさん存在したと
いうことと、
そして彼らはとても自分たちの情報を共有したいと思っていること
を知って驚いている様子でした。

ロジャーさんとクリスティーナさんはたくさんの視聴者さんから手紙をもらっています。多くは励ましの言葉だったり、絶望から希望が見えたという感謝の手紙だったりします、また自殺を思いとどまったりするような深刻な話もあり、とても不思議な感な
感覚でいるようでした。

ここから動画では、ある投稿者の記事を紹介していました。
それは夫婦の問題でした。投稿者は話からすると奥さん側で、どうやら旦那さんがQ掲示板を読み始めてから奥さんと話題があわなくなってしまい今では話もしなくてなって困っているとのことでした。

ロジャーさんたちは、旦那さんの精神的な不安定さを心配しているのと同時に正直どう対処して良いかわからない困惑した様子でした。

さらにトラビス、ビューという投稿者の情報も紹介していました。
彼はペルソナモデル的(自分の中に眠る別人)みたいな存在の人ということで、
紹介していました。ペルソナとは自分の中に眠る別人のような存在で、どうやら
この人物は手当たり次第Q掲示板の人間をターゲットにして、攻撃をしかけてくる工作員的な人間だというのです。

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