驕り高ぶる上杉定正から離反する扇谷上杉家の武将達

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西暦1,488年12月17日
上杉定正が、以下2名に援軍を求め、2,000騎で山内上杉軍を攻撃する為に進軍する。
①足利政氏
②長尾景春
此れを知った山内上杉軍は、上杉房定に援軍を求め、鉢形城から程近い高見原(現在の埼玉県大里郡寄居町今市)に3,000名余で布陣した。夕方、高見原にて、山内上杉軍と扇谷上杉軍が交戦した。此れを不安に思った長尾は、上杉定正に相談した。上杉は、鉢形城から出張って来た山内上杉軍の旗指物が動かなくなり、休息を取り始めた時に攻撃する様指示した。夜、長尾が上杉の指示通りに攻撃し、風上である事も手伝って、兵力が山内上杉軍よりも劣っていたにも拘らず撃破した。山内上杉軍は鉢形城に敗走した。其の後も山内上杉軍は、後方の支援を受けて、鉢形城を保持し続けた。軈て、三度山内上杉軍を破った上杉は驕り始め、太田道灌を暗殺した事を部下から疑問視されていた事も有り、離反する武将が出始めた。家臣が、言動を慎み各方面との和解に努める様促す書簡を上杉に送る程であった。

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