藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2025年6月25日 現場に根差して天の行く末を考える

3 months ago
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要約

藤原直哉氏は「21世紀はみんながリーダー」というテーマで、リーダーシップにおける「天の徳」と「地の理」の重要性について語りました。

藤原氏によれば、リーダーシップには「天の徳」(あらゆる可能性を生かす力)と「地の理」(土地や人の個性)の両方が必要です。真のリーダーは現場の個性を理解し、それを天の視点から生かす方法を考える必要があります。

藤原氏は、現場を知ることの重要性を強調し、少なくとも一つは自分の現場を持つべきだと主張しました。現場を知るためには、そこで実際に生活し、「飯を食う」くらいの関わりが必要だと述べています。単に訪問するだけでは、現場の本当の迫力は理解できないと指摘しました。

藤原氏は、世界の展示会(メッセ)が天の行く末を考える重要な場所だと説明しました。特にコロナ前は世界中で展示会が盛んに行われていたが、コロナ後はやや勢いが落ちていると指摘しています。

藤原氏は、アメリカの旅行業界の例を挙げ、高い業績を上げている旅行業者の多くが個人業者、特に女性(おばちゃん)であることに驚いたと語りました。彼女たちは顧客一人一人に誠心誠意対応し、旅行先の現場の人々と直接話をして情報を得ていると説明しています。

藤原氏は、日本の現状について、型にはまった仕事が多く、お客のために頑張ろうという意欲が少ないと批判しています。事務仕事だけでは将来AIやブロックチェーンに取って代わられる可能性があると警告しています。

藤原氏は、悩みや否定的な気持ちがある場合、AIに相談することを勧めています。AIは否定的な質問にも嫌がらずに真面目に答え、常に積極的な解決策を提案してくれると述べています。

最後に藤原氏は、現場の個性を理解するには試行錯誤が必要であり、改善活動を通じて昨日よりも良くしようという向上心が大切だと強調しました。また、日本の農業や微生物技術など土に根ざした技術は世界に誇れるものだと述べています。

チャプター

リーダーシップにおける「天の徳」と「地の理」の重要性00:00:01

藤原直哉氏は、リーダーシップには「天の徳」と「地の理」の両方が重要だと説明しています。「地の理」とは土地や人の個性のことで、「天の徳」はあらゆる個性を生かす力を持っていると述べています。リーダーは地域の個性をよく理解し、その個性を生かすやり方を天を仰いで考えることが基本だと強調しています。

天の行く末を考えることの意味00:01:07

藤原氏は、天の行く末を考えるとは、世の中全体の動きを見て気づきを得ることだと説明しています。空を見たり望遠鏡で宇宙を見るという文字通りの意味ではなく、世の中全体を観察することで未来の動きが見えてくると述べています。その中で自分たちの地域や組織をどう盛り上げていくかを考えることが重要だと強調しています。

現場を知ることの重要性00:02:20

藤原氏は、リーダーには少なくとも一つの現場を持つことが必要だと主張しています。農業、林業、水産業、工業、商業など、どの分野でもその土地や業界の個性があり、それを理解するためには現場を知る必要があると述べています。キャリアだけで上を転々とするような人では本当の現場はわからないと批判しています。

現場での生活の必要性00:04:07

藤原氏は、現場を知るためには、そこで実際に生活し「飯を食う」くらいの関わりが必要だと強調しています。単に訪問して触れるだけでは、現場の本当の迫力はわからないと述べています。実際にそこで生活してみないと、本当のことはなかなか理解できないと説明しています。

展示会(メッセ)の重要性00:05:09

藤原氏は、世界各地で行われる展示会(メッセ)が天の行く末を考える重要な場所だと説明しています。コロナ前は世界中で展示会が盛んに行われていたが、コロナ後はやや勢いが落ちていると指摘しています。展示会は現場がわかった人たちが集まり、これからの協力関係を探る場所だと述べています。

アメリカの旅行業界の例00:06:19

藤原氏は、テキサスで参加した旅行業者の大会について語り、アメリカの旅行業界で高い業績を上げている業者の多くが個人業者、特に女性(おばちゃん)であることに驚いたと述べています。彼女たちは顧客一人一人に誠心誠意対応し、旅行先の現場の人々と直接話をして情報を得ていると説明しています。

日本の現状への批判00:11:39

藤原氏は、日本では型にはまった仕事が多く、お客のために頑張ろうという意欲が少ないと批判しています。事務仕事だけでは将来AIやブロックチェーンに取って代わられる可能性があると警告し、副業などを通じて自分で新しいことに挑戦することを勧めています。

AIの活用法00:13:08

藤原氏は、悩みや否定的な気持ちがある場合、AIに相談することを勧めています。AIは否定的な質問にも嫌がらずに真面目に答え、常に積極的な解決策を提案してくれると述べています。人間に愚痴をこぼすと嫌がられるが、AIは真摯に対応してくれると説明しています。

現場の個性理解と改善活動00:16:32

藤原氏は、現場の個性を理解するには試行錯誤が必要であり、最初から正解を決めようとするのではなく、何度もやってみることが大切だと述べています。また、現場を知るには改善活動を通じて昨日よりも良くしようという向上心が重要だと強調しています。

日本の強みと未来技術00:18:27

藤原氏は、トランプ政権が新しいテクノロジー(ブロックチェーン、量子暗号など)を実用化しようとしていることに触れ、AIが政府の無駄や不正の摘発に役立っていると述べています。一方で、健康や農業分野では日本が強みを持っており、微生物技術など土に根ざした技術は世界に誇れるものだと強調しています。

行動項目

藤原氏は少なくとも一つの現場を持つことを推奨している。00:02:52

藤原氏は現場で実際に生活し「飯を食う」くらいの関わりを持つことを勧めている。00:04:23

藤原氏は展示会(メッセ)に参加して世界の動向を把握することを推奨している。00:06:06

藤原氏は副業を通じて自分で新しいことに挑戦することを勧めている。00:12:40

藤原氏は悩みや否定的な気持ちがある場合、AIに相談することを勧めている。00:13:54

藤原氏は現場の個性を理解するために試行錯誤を繰り返すことを推奨している。00:16:14

藤原氏は改善活動を通じて昨日よりも良くしようという向上心を持つことを勧めている。00:16:46

藤原氏は歴史や過去の経緯を知ることの重要性を強調している。

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