キッシンジャー主催のサマースクール「ハーバード国際セミナー」

4 months ago
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≈西暦1,951年7月
ウィリアム・ヤンデル・エリオットの発案により、ヘンリー・キッシンジャーが、自身が幹事役を務め、ヨーロッパやアジアから外交政策・政治・文化・文学界の有望な人材をハーバード大学に招き、アメリカの外交政策に就いて教育し、国際情勢に於ける講義や議論を行うという名目のサマースクールである「ハーバード国際セミナー」を立ち上げる。パイロットイベント終了後にキッシンジャーはエリオットに「私がセミナーの指導的天才等と形容されているのを聞いて、非常に気恥ずかしく思いました。私は其の様な幻想を一切持っておりません」という主旨の書簡を送った。エリオットは、発案者であるにも拘らず、登壇する事は無く、以下の人間等が講義を行った。
①シカゴ大学社会科学教授デイヴィッド・リースマン
②ハーバード大学准教授アーサー・シュレジンジャー
③ハーバード大学政治学教授マクジョージ・バンディ
此のセミナーには、CIAから資金を受け取った以下の3団体を経由した資金提供が行われていた。
①アジア財団
②ファーフィールド財団
③カーミット・ルーズベルト・ジュニア率いるAFME(資金提供額が最も多く、243,000ドルを流していた)
後に以下2名も、此のセミナーに参加した。
①ピエール・トルドー
②ヴァレリー・ジスカール・デスタン
そして同年、キッシンジャーはハーバード大学の季刊誌「コンフルエンス」を創刊した。コンフルエンスは、ロックフェラー財団の資金提供を受け、ハーバード国際セミナーの講師陣・受講生からの寄稿を掲載した。後にキッシンジャーの秘書を務めたアビゲイル・コリンズ・フィクターは、キッシンジャーが「大変だ、此れは酷い。みんな僕がCIAの手先だと思うじゃないか」と言っていたと振り返った。しかしキッシンジャーは、ハーバード大学在学中からFBIに自ら接触し、協力関係を築いた。そしてキッシンジャーは、FBIに自発的に情報提供したり、セミナー参加者の郵便物を本人の知らない所で勝手に開封したりした。此れは無論郵便法違反である。

一元化 公式HP
https://uc-4.com/

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