食事中に突然立ち上がったイシュマエルがゲダルヤを斬殺

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≈紀元前586年9月
ゲダルヤが殺害された翌日、ゲダルヤの死がまだ誰にも知られない内に、以下の場所からやって来た80名の一行が、髭を剃り、衣服を裂き、身を傷付けた姿で、ヤハウェの神殿に献げる穀物の供え物と乳香を携えてミツパを通り掛かる。
①シェケム
②シロ
③サマリア
イシュマエルはミツパから出て、泣きながら歩いて行き「ゲダルヤの下へお出でください」と言って彼らを迎えた。彼らがミツパに入ると、イシュマエルは家来と共に、彼らを惨殺し、嘗てアサがバシャ率いるイスラエル王国軍の攻撃に備えて造った穴の中に投げ込んだ。しかし一行の内10名は「我々を殺さないで下さい。小麦・大麦・油・蜜等、貴重な物を畑に隠していますから」とイシュマエルに言った為、殺されずに済んだ。イシュマエルは、ネブカドネザル2世の娘達と、親衛隊長ネブザルアダンがゲダルヤに監督を委ねていたミツパに残っていた全ての民を捕虜とし、アモン人の領地へ向かう為にミツパを出発した。ヨハナンは、将軍達と共に、イシュマエルの悪事を全て聞くと、全ての家来を率い、イシュマエル征伐の為に出陣した。そして、ギブオンの溜池の畔でイシュマエルを発見した。ヨハナンと将軍達を見た、イシュマエルと共に居た捕虜となっていた全ての民達は歓喜し、身を翻してヨハナンの下へ行った。イシュマエルは、8名の家来と共に逃亡し、アモン人の領地へ向かった。

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