重税と重労働が招いたヘブライ王国分裂

9 months ago
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≈紀元前966年4月
オフェル(現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区エルサレム県)にて、ソロモンによるヤハウェの神殿の工事が着工される。ソロモンは資材調達の為、ヒラムと契約を結び、レバノン杉と糸杉の供給を受けた。ヒラムは、紀元前979年のダビデの王宮建設と同様にヘブライ王国に協力した。ヒラムは、見返りに小麦とオリーブ油を受け取った。神殿の寸法は以下の通り。
①本殿
長さ:26.64m
幅:8.88m
高さ:13.32m
②玄関
長さ:8.88m
幅:4.44m
③脇屋1階
幅:2.22m
④脇屋2階
幅:2.66m
⑤脇屋3階
幅:3.11m
神殿の通気性を良くする為に、講師を取り付けた窓を設置し、神殿の壁を梁で支えずに済む様に、神殿の外周りの壁に段を造った。また、石切場で完全に仕上げられた石で神殿を建てた為、槌・斧・その他鉄の工具の音は一切神殿の中に漏れなかった。神殿の右側に2階の脇間に通じる入口を造り、螺旋階段と接続した。その螺旋階段を使って3階に上がる事も可能であった。神殿の屋根は、杉材の雨水溝の列で覆い造られた。神殿の側面には、祭司達の部屋兼礼拝に必要な物を保管する為の倉庫として3階建ての脇屋を建て巡らし、その各階の高さは2.22mにして、杉材で神殿に固定させた。神殿の内装は、内壁には瓢模様と花模様が浮き彫りされた杉の板、床には樅の板が使われ、石材は隠された。板は全て純金で覆われた。さらに、神殿の奥部分の長さ・幅・高さを何れも8.88mとし、床から天井に至るまで杉の板が使われ、杉材の祭壇も含めて純金で覆って至聖所とし、ヤハウェの契約の箱を置いた。至聖所には、ヤハウェの契約の箱を守る役割としてオリーブの板で2体のケルビムが造られ、純金で覆われた。2体共高さは4.44m、両翼は各々2.22mで、翼を広げてもう一方の壁に届かせる様にした。両翼は神殿の真ん中で触れ合っていた。

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