リンカーン暗殺はグリーンバック紙幣が原因

1 year ago
1

西暦1,862年2月25日
エイブラハム・リンカーンが法案に署名し、南北戦争の戦費調達を意図した、負債・利子の無い、公的・私的な全ての借金の法定通貨で、裏面が緑色の政府紙幣である「グリーンバック紙幣」の、アメリカ財務省からの150,000,000ドルの発行がアメリカ議会に認められる。1ドル当たりアメリカ金貨1ドルと同等の価値を有した。リンカーンが法案に署名した背景として、戦費を調達しようとするも、銀行家から24〜36%の高利を要求され、借りる事が出来ずに悩んでいたリンカーンに対し、第25代アメリカ財務長官サーモン・チェイスが「リンカーン何故悩むの。そんなことは簡単だよ。財務省が印刷する紙幣を法的に有効な通貨と認める法案を議会で可決させればいいんだよ。そしてその印刷した紙幣で兵達の給料を払って、そのお金を使って軍需物資を調達すれば今度の戦争だって勝つことが出来る」とアドバイスした事が背景にあった。リンカーンは「国民はそんな紙幣を信用するのだろうか?」と聞いたが、チェイスは「もし君がその通貨を法的に認めさえすれば、国民はこの事に関しては選択出来ない。通貨決定の権利は憲法によって明確に議会に与えられているんだから、国民は政府の決定を全面的に承認し、新通貨は今まで流通していた如何なる通貨とも同じ様に価値があるのだよ」と言った。その後リンカーンは以下を国民に説いた。
①債券は不要であり、起源に於いて、債務のない国家の富に比例して発行される紙幣のみが許可されるべき通貨である。
②政府は政府の費用を賄い、一般国民の消費に必要な全ての通貨を自分で発行し流通させるべきである。
③全ての通貨は、政府が創造・発行・流通させるべきである。そして信用創造量は政府の支払い能力と消費者の購買力の両方に見合ったものでなければならない。この原理原則に則るなら、納税者は莫大な額の利息を払うことから解放される。その時、お金は人間の主人であることを止め、人間の僕となる。民主主義が「金と権力」の上位に立つのである。
④通貨を作成し発行する特典は、政府のたった一つの特権であるばかりでなく、政府最大の建設的な機会なのである。
⑤この原理を取り入れる事によって、納税者は計り知れない程の金額の利子を節約出来る。
このグリーンバック紙幣は、アメリカに金本位制を導入させようとしていたロスチャイルド家の方針と真っ向から対立するものであった。さらに、この日アメリカ議会は、利率5%で、20年満期ながら期限前(最低5年)に償還する権利を持つペンシルベニア州の戦時公債である中期国債「ファイブ・トゥエンティー・ボンド」を承認した。

宇宙一元化 公式HP
https://uc-4.com/

Loading comments...