源義経の都落ち、高階泰経の言い訳に激怒した源頼朝

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西暦1,185年12月8日
高階泰経の使者が鎌倉に到着し、一条能保経由で源頼朝に「源義経・源行家の謀反は天魔の為す事で、彼らは院宣を出さなければ宮中で自殺すると脅してきました。その場しのぎで院宣を出しただけで、実際に追討する意図はありませんでした」という主旨の書簡を渡す。頼朝はその書簡を投げ捨て、使者に対し「天魔は仏法を妨げ人に害を為すもので、義経・行家の件を天魔の仕業というのは根拠が無い事だ。数多くの朝敵を倒し世の政務を任された頼朝の忠節を、どうして直ぐに反逆に変えてしまうのか。特別な院の意志でなく院宣を下されたのか?義経・行家を捕えずにいる間に、諸国は疲弊し、人民が死んでいく。よって日本第一の大天狗が他の者でないなどという事があろうか」という主旨の発言をした。

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