GHQにデマを垂れ流す河辺機関

1 year ago
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西暦1,948年11月20日
主に以下3名がタケマツ作戦について会談を行う。
①河辺虎四郎
②レイシー
③有末精三
河辺がレイシーに南日本でのタケ作戦の概要を以下の通り説明した。
①防府(山口県)を拠点にスパイを南朝鮮(韓国)に派遣し、防府の貿易ルートを活用し北緯38度線を越え、北朝鮮と満洲の情報を伝える。
②対馬への情報拠点設置が可能である。南朝鮮からの密貿易に使われており、日本人工作員の南朝鮮潜入に利用する。ソ連船の情報獲得の為対馬の漁民を工作員として雇う事も可能である。
③アメリカの無線機を用い以下の言語の放送を傍受する。
❶中国語
❷朝鮮語
❸ロシア語
河辺は半年間の南日本での活動経費としてG2に対し3,905,000円を提示し、レイシーは必要な機材の手配を約束した。さらに河辺は北日本でのタケ作戦の概要を以下の通り説明した。
①翌年4月に作戦を開始し美唄(北海道)に本部を、札幌・函館・礼文島(北海道)に支部を設置する。
②樺太在住の信頼出来る日本人に接触し、樺太や千島列島からの帰還者をスパイとして送り返す。また、故意に船を難破させソ連に船員を送り込む事で、万年筆や時計の密輸ルートをソ連領内に開拓する。周辺海域を高速艇で監視し、無線を傍受する。
河辺は半年間の北日本での活動経費としてG2に対し5,962,000円を提示した。それと引き換えに河辺はG2に対し、蒋介石率いる中国国民党を支援する事を約束した。また有末は、タケ作戦での工作活動に渡辺渡を起用するが、使い物にならず、作戦は悉く失敗した。

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