バイデン政権に“審判” 米中間選挙投票始まる

アメリカ・バイデン政権への「審判」となる中間選挙の投票が始まりました。記録的な物価高という逆風を受けて、与党・民主党の苦境が鮮明となっています。

　中間選挙の投票は東部バーモント州の一部で日本時間の午後7時から始まり、その後、各州でも投票が始まりました。

　中間選挙は連邦議会の上下院のほか、州知事などを選びます。

　上院では100議席のうち35議席、下院は435議席すべてが改選の対象です。

　また、全50州のうち36州で知事選が行われます。

　アメリカの政治分析サイトによりますと、下院では野党・共和党が過半数を確保する勢いを見せていますが、上院では8つの州で接戦が繰り広げられていて、どちらが多数を握るか予断を許さない情勢となっています。