コロナ給付金詐欺で有罪判決 元国税職員らと共謀の女

2 years ago

国税局職員らによる持続化給付金詐欺事件で、虚偽の申請をして200万円をだまし取った罪に問われた佐藤凜果被告に対し、東京地裁は懲役2年執行猶予4年の判決を言い渡しました。佐藤被告は総額2億円をだまし取ったとされる元国税局職員らによる詐欺グループの申請役を担っていました。東京地裁はきょうの判決で、「業績が悪化した事業者を救済するための制度を悪用したもので、卑劣で悪質。被告人が従属的立場にあったことを踏まえてもその責任は重い」と指摘しました。一方で、被害額の200万円が全額返還されていることは考慮されるべきだとして懲役2年執行猶予4年の判決を言い渡しました。

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