国連の兵器査察官スコット・リッター、イラクに大量破壊兵器はないと主張 2002【AP通信】

2 years ago

”我が国は、第二次世界大戦の終結以来世界を支配してきた政治力学、すなわち国家間の問題を平和的に解決することを求める国連憲章に定められた国際法の基盤を永遠に変えるような、歴史的過ちを犯そうとしているように思われるのです。わが政府は、国連憲章の文言と趣旨に反する単独介入政策を打ち出している。

問題の真実は、イラクが大量破壊兵器を保有していることは、過去から能力を保持しているという点でも、今日再びその能力を獲得しようとしているという点でも、証明されていないことである。

4年の時を経て、兵器査察官がイラクに帰還した。そして、重要な問題は、イラクにどんな兵器が残っているのか?イラクは国際平和と安全に対してどんな脅威を与えているのか?何が戦争の正当な理由になりうるのか?私は、イラクが大量破壊兵器を保持しているという前提を受け入れることは出来ないと考えている。

もし米国がイラクに戦争を仕掛けるなら、それは米国だけの失敗ではなく、イタリアを含む国際社会が、国連憲章が定める国際法の基準を守ることのできない集団的失敗となる。"

https://twitter.com/littlemayo/status/1568793131008630786

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