植え付けられたイデオロギー

2 years ago
4

想像してみてください。

塀で囲まれた場所に大量の羊がいるとします。
その大量の羊の持ち主「羊飼い」は、旅の途中で拾った狼の子をペットとして飼うことにしました。その狼の子は子犬のように可愛く、人にも羊にも懐いていました。

狼が成長すると共に、人も羊も「狼」に対しての危険意識が薄れてきました。ある日、羊飼いは成長した狼を、羊のいる塀の中に安易に入れてしまいます。しばらくの間は大丈夫のように見えました。
羊飼いのいる前で狼は「いい子」に振る舞おうとします。
しかし、狼の本能は目覚めてしまいます。羊飼いがいなくなった隙を狙って羊を一匹、塀の外に誘い食べてしまいます。戻ってきた羊飼いは、羊が一匹いなくなったことに気付きません。

そんな羊飼いと、「いい子」に振る舞う狼との関係がしばらく続きます。
ある日、羊飼いは塀の中の羊が少し減ってきたことに気付きます。
しかし、狼を疑うことはありません。羊は怯え不安がっていますが、羊飼いは羊が何に怯えているのかわかろうとしません。ある日、その異変に気付いた町の人が羊飼いに「その狼は危険だ」と警告しました。狼はそのやり取りを黙って見ていました。人の手で育てられた狼は非常に賢かった。

狼は夜中にこっそり、羊飼いに警告をした町の人の家に行き、その家の玄関の前に、羊の死体を一匹置いて去っていきます。羊飼いは、その場を見ていません。羊飼いは、町の人の家に行き、その光景を見て絶句します。羊を奪った犯人はその人だと思い込み、「警告をしてくれた人」に罰を与えてしまいます。

「米国とチャイ国」の関係を、「羊飼いと狼」に例えてみました。

イデオロギーの根っこを探すと、チャイ国にたどり着くのではないか?

・気候変動のイデオロギー→行き過ぎた再エネ思考へ
気候変動の原因は「三峡ダム」だった。太陽光や風力発電を利用し、敵国の土地を買収。そして、そこは軍事施設に近い場所。

・原発反対イデオロギー。電力不足で大停電の危機。その対策は「節電」
電力不足になって喜ぶ国はどこですか? 
電力がなければ水も止まる。電力危機に陥った国は崩壊し、国民は「太陽光パネルに依存するしかなかった」というレバノン。

・国連が発表した世界の人口予測イデオロギー、人口が多すぎというイデオロギー。実際には出生率は驚くほど低下。国連はチャイ国にズブズブです。戦略的に考えれば、敵国の人口が減った方が有利に戦えます。

・安倍氏の国葬反対イデオロギー・・・国葬を嫌がる国はチャイ国だけ。

・旧統一教会イデオロギー、これを利用して得をしたのは親中のデニー氏。デニー氏は沖縄とチャイ国とで「一帯一路」を推進。

・露が悪論のイデオロギー、露に制裁をすることで、世界がエネルギー危機、肥料危機・・・肥料危機は食糧危機に繋がります。欧米からの反発が強すぎて、露はチャイ国に助けを求めるようになる。露はチャイ国にガス輸送できるよう「シベリアの力」を建設をしています。

・ウクライナが善論のイデオロギー。世界はウクライナに同情し、惜しみなく支援、最新の武器も提供。・・・・戦争は長引き、ウクライナへの武器提供した者も、ロシアも武器不足へ。

・日本では憲法改正に反対のイデオロギー。戦争反対イデオロギー。
「武器を持たない兵士 VS 武器を持つ兵士」どちらが有利に戦えると思えますか? 日本が戦争を望まなくても、巻き込まれることはあります。そのために防衛強化をしておかないと、丸裸の状態では、ウクライナのように戦うことは出来なくなる。日本が弱くなって喜ぶのはどこの国?

戦国時代、日本の武士の戦い方を思い出してください。
戦いに勝つために、武器を持って対立する前には、忍びを使ったりなど、色々と敵側に工作を仕掛けたんだろうと思います。「勝つ」ためには敵側が疲弊してくれた方が簡単に落とせます。敵側の食料や燃料、武器を作る材料などの流通を阻止したりして「兵糧攻め」のような戦法が、編み出されていた。その時代の人は、それが当たり前の社会だった。

今のチャイ国の思考は、まさにこの戦国時代の武将のような思考です。
イデオロギーを利用し、世界各国で戦えない羊たちを増やし、自らの軍事力は強化して、戦うための準備をしているようです。

Loading comments...